2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

雪歩「ユキポックス」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:24:23.84 ID:fRmfSxhG0
<盗聴開始>

真「予定通りに進んでる?」カチカチカチカチ……

律子『えぇ、全て計画通り』

真「やーりぃ……あのさ、貴音は"本物"だって言ってたよね……」カチカチカチカチ……

律子『……それを信じる?だってあの──』

真「待って!この電話盗聴されてる!切るよ」プツッ

真「ふぅ、ハッキング完了」

真「それにしても、まさかだよなぁ。まさか、あの」ポリポリ

真「あの雪歩が、この世界を救う救世主になるなんて」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:26:08.20 ID:b9OW+kZs0
なんぞ

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:28:52.59 ID:2zfEzMeb0
北海道に住む雪歩が持ってる寄生虫の話かと

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:30:48.35 ID:fRmfSxhG0
雪歩「すぅ……すぅ……」

カチカチカチカチ……

<起きて雪歩>

雪歩「ふぇ!な、なんだろ……勝手にPCの画面に……」

雪歩「……」ボー……

雪歩「も、も、も、もしかしてポルターガイスト、ですか?!」ガタガタガタ

雪歩「ひ、ひぃ〜ん!成仏してくださいぃぃぃ!」カチカチカチカチ!

<白ウサギの後を追え>

雪歩「えっ」

プツン……

雪歩「白ウサ……ギ……?なんだろ?」

オフの休日で起こった不思議な現象。
その日からでした。私の運命が変わり始めたのは。

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:31:50.25 ID:b9OW+kZs0
元ネタなんだ? 
支援

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:36:33.81 ID:agklLpYZi
マトリックスだろ
しえん

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:37:20.93 ID:X0Vy2Uy50
貴音がモーフィアすか

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:39:24.86 ID:fRmfSxhG0
ちょい電話・・・

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:41:19.32 ID:0A2LNY5K0
支援

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:42:09.57 ID:dDgKTpdZ0
mtgかと思ったこれも好き支援

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:43:07.70 ID:mMgrfbWS0
エージェント夜を往く

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:44:05.74 ID:Sx0lyEac0
>>10
とりあえず手当たり次第に1/3置いて行け

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:50:45.53 ID:b9OW+kZs0


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:54:27.99 ID:fRmfSxhG0
雪歩「疲れてるのかな」

雪歩「……今日もお仕事来なかったなぁ」

雪歩「私、やっぱりダメダメですぅ……」ションボリ

ドンドンドン!

雪歩「ひっ!」

雪歩「は、はい!ちょ、ちょっと待ってくださいっ!」アタフタ

ガチャッ

「お客さんですよ、お嬢さん、またいつもの優メガネです」

雪歩「……やさメガネ?」

雪歩「あ、プロデューサーだ!」ティン!

萩原雪歩、17歳です、売れないアイドルやってますぅ……。

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:54:54.92 ID:spy1vnGy0
萩原アンダーソン

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:56:59.73 ID:WogFQWyP0
ボルボックスかと思った

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 22:58:46.15 ID:0A2LNY5K0
マトリックスなのか?

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:01:23.39 ID:RDFtSkkI0
C

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:01:41.90 ID:b9OW+kZs0
ぴちゅー?

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:02:57.09 ID:fRmfSxhG0
P「いきなり悪い!レッスンの帰りで、たまたま近くだったんだ」ガサッ

雪歩「あ、はい……ありがとうございますぅ……あ、琵琶漬けだ……」

P「いやぁ、雪歩がなんとかウチに入ってくれて首の皮1枚繋がったよ」

雪歩「そ、そんな……」ポリポリ

P「雪歩はまさに救世主だ、なんてな」

雪歩「……」

P「どうした、顔色が悪いぞ」

雪歩「あ、あのっ! プロデューサーっ! 私、変な事言いますよ?」

雪歩「プロデューサーは、起きてもまだ夢見てるような……」グッ……

雪歩「そんな感覚ってありますかっ!?」

P「雪歩……?」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:09:32.22 ID:0A2LNY5K0
ふむ

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:12:01.82 ID:fRmfSxhG0
雪歩「さ、最近変なんですっ! なんというか、これは現実であって現実じゃないというか……」

雪歩「私は萩原雪歩じゃない何かで、全部、うん、錯覚のような!」

P「……」

雪歩「あ、ご、ごめんなさい! 何でこんな事言っちゃったんだろ……」

雪歩「わ、忘れてください、ごめんなさい」ペコリ

最近お仕事してても、街を歩いていても、この妙な違和感を感じてしまうんです
心のズレ、とでも言うのでしょうか……

P「雪歩、きっと、ちょっと疲れてるだけだよ、最近頑張ってるもんな」

P「少し、外でドライブでもするか?」

雪歩「……ごめんなさい、ちょっと今は、そんな気分じゃ」

タッタッタ

伊織「ちょっと、あんたこの私をいつまで待たせるのよ!」

雪歩「あ、伊織ちゃんだ、最近入った……」

伊織「シャルルちゃんも待ちくたびれてるって言ってるわよ、ねー?」

雪歩「……っあ!」

白い……ウサギ……?

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:18:15.57 ID:0A2LNY5K0
書き溜めなし?

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:23:07.18 ID:tc1mOPBT0
>>10
俺も悪疫/Poxかと思った

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:26:17.82 ID:fRmfSxhG0
スーリルの無い愛なんて!興味あるわけないじゃないー!!!

ウォオオオオオ!!!

雪歩「う……うぅ……こういう場所は苦手です……」

P「ははっ、たまには気分転換にいいだろ?」

雪歩「は、はいっ……」オドオド

ワアアァァアア!

雪歩「カッコいいなぁ……私も、あんな風にきらめく舞台で踊りたい……」

トントンッ

雪歩「ふぇっ!セ、セクハラさんですかっ?!」ビクッ

真「やぁ、麗しのお嬢さん。ようやく見つけたよ」オウジモード!

雪歩「……えっ?!えっ?!」

カッコイイ男の人、なんだか見たことある気がする。でも、誰だろう思い出せない。
私のことを知ってる……?

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:33:32.68 ID:b9OW+kZs0
まだか

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:33:35.97 ID:fRmfSxhG0
雪歩「あの、私とあなたって何処かでお会いしましたか?」

真「……あるよ、恐らく君が思ってるよりも、ずっとずぅっと前から、ね」

雪歩「……」

なんだろう、男の人ってニガテだけど
この人は何だか安心する

雪歩「それってどういう……」

真「しぃっ、静かに。奴らが見張ってる」ピタッ

雪歩「えっ、そそそそんないきなり、近くにっ!」ドキドキ

真「雪歩の事は何でも知ってるよ、眠れない訳も、違和感の正体も……」ボソッ

雪歩「えっ」

どうして、その事を……それに私の名前も知ってる……。

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:38:15.37 ID:h3TJZrulO
>>10>>24
同じく…
関係無いけど、実はりっちゃんの中の人ってMTGしてるんだぜ。今回の新セットは泣いただろうな…(吸血鬼使ってるのに黒の新カードが葬式)

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:39:14.49 ID:fRmfSxhG0
ワァアアアアア!!!

真「……君は彼女の名前をずっと頭の片隅で覚えてる。いつの記憶かはわからない」ボソッ

真「ボクもそうだよ。昔は、彼女を捜してた」ボソボソ

雪歩「……」ドックンドックン

真「彼女は言った。"貴方が探していたのは──」ボソボソ

雪歩「……」ドックン

真「"わたくしではなく、答えです"と」

雪歩「……!」

真「そして、そのために君はここに来た」

雪歩「……」

そのハスキーで低い声は私の心の奥底に、すぅっと染みわたっていきました。
そして、気づいた時には、無意識に声を出していました。

雪歩「……あの、"ユキポックス"って、なんですか?」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:44:34.84 ID:fRmfSxhG0
真「……」

雪歩「……」ドックンドックン

いつの間にか脳の中に存在していた二つのキーワード。
"彼女"の名前。そして"ユキポックス"。

真「それは」

雪歩「……っ」ドックンドックンドックンドックン!

でも、それを知ってしまったらもう後戻りができないような。
なんだかよくわからないけれど、そんな気がする。

真「いずれ見つけるよ。雪歩が望んでいればね」ニコッ

雪歩「えっ……」

真「へへーん、じゃあね!また会おう」タタッ

雪歩「行っちゃった……」ポカーン

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:55:00.01 ID:fRmfSxhG0
雪歩「すぅ……すぅ……」

こすもーすこすもーす!こすもーすこすもす!

雪歩「んんっ……」

いつもの、目覚まし時計の音。いつもの何も変わらない日常。

雪歩「……事務所、行こうかな」

……。

高木「荻原くん」

雪歩「あ、"萩原"です……」

高木「すまないね、アイドルとしてウチの門を叩いてくれたのに禄なステージにも上げられずに」

雪歩「い、いえ……」

高木「……このままだと、君に辛い想いをさせ続けるだかも知れないな」

雪歩「……ごめんなさい」

765プロの経営が厳しいのは、わかってます。
本当は、私がもっともっと頑張らないと、ですよね。
だけど……増えていくのはプロデューサーのため息と、空白の予定ばっかりです。

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:57:02.17 ID:RDFtSkkI0
C

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/23(月) 23:57:07.49 ID:0A2LNY5K0


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:03:36.52 ID:dXmlhajo0
しかし遅筆だな。

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:04:16.62 ID:fRmfSxhG0
雪歩「……お茶おいしいな」ズズ……

雪歩「……」

雪歩「……このままだと765プロ、潰れちゃうよね」ギュッ

小鳥「雪歩ちゃーん、ファンからの届け物よー」ダバダバ

雪歩「えっ!ほ、ほんとですかっ!」

小鳥「えぇ、だけど差出人が書いてないのよねぇ……」

雪歩「なんだろ、えへへ……嬉しいな、贈り物なんて初めて……」ガサッ

雪歩「……携帯電話? なんだろこれ」

プルルルルル

雪歩「ひっ! か、かかってきた……?!」ビクッ

雪歩「……」ゴクリ

私は、小鳥さんの制止を振り切って電話を耳に当てました。

雪歩「も、もしもし、あの雪歩です……」

???「萩原雪歩、お久しぶりです。私が誰かわかりますか?」

雪歩「……四条。四条貴音さん、ですか?」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:13:10.04 ID:/P4v/STp0
長くなるの?

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:13:20.69 ID:yJ/1Hkf80
貴音『ご明答です。ふふっ随分と捜しましたよ』

雪歩「……」

私も、ずっとずっと探してた。
電車の向かいのホームとか、海の浜辺とか、警察署の隊列の中にとか。
何でだろう、ただ名前しか、顔も知らないの人なのに。

貴音『説明は後にしましょう。とにかく今はそこから逃げてください』

雪歩「に、逃げる、ですか?」

貴音『えぇ、事務所外を見てください』

雪歩「外……?」そ〜……

外には、真っ黒のスーツに、真っ黒のサングラス……
そして、赤いリボンの子を髪に付けている女の子がいました

雪歩「あ、あれは……」

貴音『あなたの敵であり、仲間です。逃げないと掴まりますよ』

雪歩「そ、そんないきなり……もう頭がパンクしちゃいそうですぅ……」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:17:21.20 ID:Gdq3gbAy0
話が見えないんだけど。

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:19:03.68 ID:yJ/1Hkf80
貴音『ひとまず、私の言葉を信じてください』

雪歩「は、はい……」

電話越しからでも、その穏やかな声には、有無を言わさないような気迫がこもっていました。

ガチャッ

春香「はるにゃんですにゃん♪」

春香「……えっと、萩原雪歩ちゃんはいますかぁ?」トントン

小鳥「雪歩ちゃんなら、あそこの椅子に……あら?」

カラーン



雪歩「……はぁ……はぁ……隠れましたぁ……」

貴音『その調子です。では、次は窓から飛び降りてください』

雪歩「……」

雪歩「えっ」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:26:36.26 ID:yJ/1Hkf80
雪歩「い、今なんて言ったんですか?」

貴音『窓から飛び降りて脱出してください』

雪歩「こ、ここって2階ですよっ?!」

貴音『そこしか逃げ場はありませんよ。心配いりません、2階ならうまく着地できれば……』

雪歩「そ、そんな……」

貴音『選択するのは、あなた自身です』

貴音「ところで、あの、響、この電話はこのボタンで音量を変えr──」

ブツッ ツーツーツー

雪歩「も、もしかして投げっぱなしですかぁ?!」ガーン

雪歩「……よしっ!」

そして私は、あっさりと飛ぶのを諦めました。

すぐにリボンの女の子に掴まり、車に無理やり押し込まれて、連行されてしまいました。
わ、私、何も悪い事してないのに……どうしてこんなことになったんですか……?

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:33:39.14 ID:Gdq3gbAy0


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:35:09.53 ID:g8Ww3HKc0
蟲姦クルー?

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:40:40.72 ID:yJ/1Hkf80
雪歩「う……うぅ……」

連れていかれた場所は、パイプ椅子が二つとテーブルが一つ置かれた白塗りの部屋でした。

春香「えっと雪歩、で合ってるよね。うん、間違いないね」ペラ……ペラ……

雪歩「だ、誰ですか? ここってどこですか? それに何処かで会ったことが……」

春香「私はずっと雪歩をマークしてたよ。ずっとずっと前から」ペラペラ……

雪歩「ま、また……もしかして誘拐犯のグループ、ですか……?」ガクガク

春香「萩原雪歩、駆けだしアイドル候補生、自分に自信がいまいち持てない健気な子」ペラペラ

春香「……これが雪歩の表向きのデータ……だね」ペラッ

春香「だけど重要なのは、ほらっ見て。この部分」

見せられたのは、ビックリするほど緻密な私の日常がつづられたカルテのようなものでした
だけど、ある日を境にパッタリと白紙になっているページが数枚ありました

雪歩「な、何ですか……これ……」

春香「……聞いて。私はあまり雪歩を悪いようにはしたくないんだよ、ねっ?」

春香「"現在"の四条貴音さんの情報をくれないかなぁ?」

雪歩「……?」

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:48:46.69 ID:yJ/1Hkf80
雪歩「四条貴音さん……」

春香「うん、貴音さんは今一番危険な存在なんだよ」

春香「私の手でちゃーんと修正しなきゃ、ね? それが愛でしょう?」

雪歩「何言ってるんですか……?」

春香「765プロの資金援助もするよ。私が将来入る事務所だしね」

雪歩「えっ」

春香「うわっと、それは秘密だった……。話を戻そっか。情報を教えてくれるかなぁ」トントントン

雪歩「……」

雪歩「……あの、四条さんとは知り合った事も無いですけど……」

雪歩「誘拐犯さんの……脅しには乗らない……ですぅ……」

春香「……そっか」トンッ……

春香「残念」ヒュッ

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:52:17.38 ID:FHIFIO9A0
C

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:53:09.76 ID:yJ/1Hkf80
こすもーすこーすもーす!こすもーす!

雪歩「はっ!」

また、私の部屋の見慣れた天井でした。
いつものお日様の光。暖かいベッドの温もり。
だけど、どんどんとズレていく気がする私と世界との間隔。

雪歩「また夢……?」

プルルルルルルル

雪歩「……」ガチャッ

なんだろう、変だと思ってても、不思議と受け入れてしまう。

貴音『雪歩、あなたは選ばれし者です』

雪歩「……」

貴音『わたくしに、まだ会いたいですか?』

雪歩「……はい」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:56:02.05 ID:1l4hQAfk0
初めてマトリックス見たときは混乱したわ

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 00:58:13.26 ID:Gdq3gbAy0
マトリックスみてないと話わからない?

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:00:32.82 ID:yJ/1Hkf80
土砂降りの雨の中、人気のない橋の下で待ち合わせた車に私は乗り込みました。

真「やぁ、雪歩また会ったね」

雪歩「あ……あの時の……」

真「本当に、全部忘れちゃってるんだ」

雪歩「忘れてる……?何を……?」

真「……ボクの名前は菊地真。これから会う貴音にはウソを付いちゃダメ、わかった?」

雪歩「……うん」

ザァァァアア……。

真「さぁ、この扉の先にいるよ。頑張って、雪歩」

ギイィィィィ

雪歩「……あの」コツコツ

貴音「……初めまして。いえ、お久しぶりですね、萩原雪歩。会えて光栄です」

雪歩(ふわぁ、綺麗な人ですぅ)

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:04:03.43 ID:1l4hQAfk0
俺は寝るが朝まで落とすなよ

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:05:54.05 ID:yJ/1Hkf80
貴音「座ってください、さぁ力を抜いて」

雪歩「は、はい……」ドキッ

貴音「あなたは、何処まで覚えていますか?」

雪歩「あの、そのどこまでが、どこからどこまでなのか……」

貴音「わたくしの事は、菊地真のことは、天海春香のことは?」

雪歩「……初対面です。だけど、変なんです。なんだか前にも会ったことがあるような」

貴音「なるほど、そしてその違和感があなたをここに導いた」

雪歩「……」

貴音「萩原雪歩、あなたは見たものをそのまま受け入れる顔をしていますね」

貴音「あなたは一見気弱そうに見えて、誰よりも芯が強い……」

雪歩「えっ」

貴音「あなたは運命を信じますか?」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:06:02.94 ID:QgPplink0
おお、まさにアレだな

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:07:28.23 ID:Gdq3gbAy0
>>52
あれって?

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:13:25.66 ID:byX61fEP0
あれだよ、あのあれ

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:14:01.55 ID:yJ/1Hkf80
雪歩「あの、その……わかりません」モジモジ

貴音「そうですか」

貴音「わたくしならこう答えます。運命は自分の手で切り開くもの、と」ニコッ

雪歩「強い人、なんですね、四条さんって……」

貴音「……この世界はどこか変だ。おかしい。自分が自分で無いようだ」

雪歩「……」

貴音「そしてユキポックスとは何か、その正体を知りたいですか?」

雪歩「……はい」

貴音「萩原雪歩、あなたは奴隷です。匂いも味も無い世界に生まれた。心の牢獄です」

雪歩「……えっ?」

貴音「萩原雪歩、最後の選択です」カチャッ

貴音「この青い薬を飲めば、いつもの765プロの日常へ」

貴音「そして……赤い薬を飲めば、世界の正体をのぞかせてあげましょう」

雪歩「……っ……!」

来た。私は、どこかで、無意識に、この時を待っていました。

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:14:04.56 ID:FHIFIO9A0
ああ、あれか

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:15:03.09 ID:6fM36Qh70
あれはいいね

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:21:51.42 ID:yJ/1Hkf80
雪歩「……赤い薬を」

貴音「忘れないでください。見せるのは、真実だけです」

雪歩「……」ゴクン

貴音「よろしい、ではこちらの部屋へ」ニコッ

ギギギィ……

伊織「……ついにこの時が来たのね」

雪歩「えっ?!伊織ちゃんなんでっ?!」

伊織「今まで、あんたを監視してたのよ」

雪歩「監視……ねぇ伊織ちゃん、私の知らない所で、何が起こってるの……?」

伊織「……今すぐにわかるわ」

真「この椅子に座って。さぁ、これを頭に付けて」

雪歩「あ、あの……やっぱりやめ……」カポッ

律子「さぁ、覚悟はいい?魔法をかけるわよー……」ポチッ

ビリィィィ!

雪歩「ひっっっ!」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:24:37.83 ID:yJ/1Hkf80
ぐにゃり

雪歩「フッフヒッ!!」

貴音「始まりました!響、転送波をすぐにっ!」

律子「心拍異常!」

真「肉体の位置は?!」

伊織「もうすぐ見つかるわ!」

貴音「今ですっ!転送をっ!!」

ぐにゃぁぁぁ〜〜

雪歩「フ、フヒィィィィィィィイイ!!!」ビクンビクン

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/24(火) 01:25:45.75 ID:byX61fEP0
> 雪歩「フ、フヒィィィィィィィイイ!!!」ビクンビクン

不覚にも

148 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)